*基本情報
発行年度:1936年
発行枚数:100枚
エドワード8世は、ジョージ6世の兄にあたり、1936年にイギリス国王として即位するも、歴代最短の在任期間(326日)で退位しました。
その裏側には世界情勢を巻き込んだロマンチックなドラマがありました。
アメリカ人女優のウォリス・シンプソンと恋におち、その末王座よりも愛を選びました。
それが映画やミュージカルの題材となった“王冠をかけた恋”です。
wiki:ウォリス・シンプソン
その他にも、ウィンザーノット(ネクタイの結び方)を考案したり、イギリスのポートレート美術館で販売されている歴代英国王の肖像画グッズには後ろ向き(英国に背負向けたという風刺)に描かれており、トピックスに事欠かないモテ男です。
それでいて今回のコインはというと、発行枚数はたった100枚のみという抜群の希少性に加えて、そもそもエドワード8世の通貨はロイヤルミント(イギリス造幣局)からは正式に発行されなかったため、彼のコイン自体がかなり珍しい品です。
また、通常は戴冠を記念して発行されるメダルが、エドワード8世の場合は退位を記念するという、何ともイギリスらしいシニカルなメダルです。
さらに、今回のその最高鑑定が200万円で手に入るという絶好の機会ですので、まだメダル系をお持ちではない方、こちらは言わずもがな抜群にお勧めです。