
◆◆美しい湖とアルプスの山々が囲む“スイス連邦”発祥の地域・「水の都」ルツェルン発行コイン◆◆
ルツェルン(Luzern)は、スイス中部のルツェルン州に属する基礎自治体で、同州の州都。ルツェルン湖の湖畔に位置し、
ピラトゥス山とリギ山を臨む場所に位置する。ドイツ語圏に属する。ルツェルンの創建については公式の記録はないが、
ローマ時代、またはそれ以前には小さな集落があったと考えられている。
8世紀にサン・レオデガー修道院が創建され、840年に"Luciaria" という名前が記録されている。
その後、ロイス橋周辺で市(いち)がたつようになったが、現在の歴史家は行政権が修道院から市民の手に渡った1178年が、
ルツェルンの誕生した年と見ている。
毎年8月から9月にルツェルン音楽祭が行われることでも知られている。


表面:トーガ(一枚布の上着)を着て、左手に勝利のシンボル・月桂冠を手にした女神ヘルべティアの姿と
ルツェルン湖にある記念碑「嘆きのライオン」をモチーフにしたデザイン。
背中に折れた矢が刺さったライオンはスイス人傭兵を表し、ライオンがかばっている盾はルイ16世とそ
の家族を指している
裏面:伝統的なオークと月桂樹の葉の冠が額面〈50Fr.〉を囲んでいる
〈CONVERTIBLE LA FETE DE TIR EINLUSBAR AM SCHUTZENFEST〉の銘記
発行枚数は、僅か54枚。モダンコインながらも、大変希少性の高いコインである。